2009年1月9日金曜日

じゃりん子救援隊、発進!!

じゃりん子救援隊和歌山支部(紀州っ子救援隊)では、昨年より準備を進めていたが、ようやく体制が固まり、支援する準備が整った。

本事業は、じゃりん子がトラブルに巻き込まれないように事前講習を行う「安全キャラバン隊」活動と、実際にトラブルが発生したとき信頼できる人にメールで相談できる「救援隊」活動から成っている。



じゃりん子がメールを送ると、NPOが窓口となってメールアドレスを匿名化した後、和歌山大学教育学部の学生たちが核となる救援隊へ送付し、対応策を検討した結果、相談者に返信する。

軽い困りごとは大学生の兄さんや姉さんたちが対応するが、犯罪につながりそうな内容は警察に、学校に関する内容は教育委員会に、行政が関係する場合は県や自治体と、相談者の了解のうえ連携して対応することとしている。



<写真は、和歌山大学における救援隊ミーティング>

この活動では、子供たちが家族や先生に相談しにくい内容や、悩み事に気軽に相談できることで、トラブルの深みに嵌まる前に解決方法を示していきたいと考えている。

子供たちへのアンケート結果や、警察などへの電話相談の状況を見ても、信頼できる相談相手がなくて困っている例も多く、両親などが介入することによりよけいに状況がわかりにくくなることもある。

とりあえず、じゃりん子たちが困ったら、ひとりで悩まないで気軽にメールして欲しい。

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